2007年10月19日

リプレイ本紹介・・・「2万ガメルを取り返せ!」

ソードワールドの中でも1,2を争う人気パーティ「バブリー・アドベンチャラーズ」シリーズの第1巻です。

といってもこの時点ではまだ「バブリー」ではなく、どっちかというと貧乏ぎみです。2万ガメルを目の色を変えて追いかけ、ゴブリンに苦戦する様は、これが後に大陸でもトップクラスの強力&金持ちパーティになるとはとても想像できません。

メンバー6人のキャラがはっきりと立っており、今までのソードワールドのリプレイと比較しても格段に面白くなっており、おすすめです。

ちょっとばかりGMのつっこみが多すぎるような気がしないでもありませんが。


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2007年10月16日

リプレイ本紹介・・・「合わせ鏡の神子」

「みこ」シリーズ第4弾。シリーズとしてはひと区切りとなります。

PC
 柊蓮司 (プレイヤー:矢野俊策) 魔剣使い
  御馴染み柊も、今回は下がることなく大活躍。
 真壁翠 (プレイヤー:小島めぐみ) 魔術師/大いなるもの
  貧乏でどことなく三下な少女。二つ名は「次世代型ドジッ娘☆アイドル」 ・・・って、それはプレイヤーのキャッチコピーだろ。
 緋室灯 (プレイヤー:小暮英麻) 強化人間
  「紅き月の巫女」より再登場。破壊的料理の腕前は健在。
 羽戒時雨 (プレイヤー:矢薙直樹) 使徒
  前世の真壁翠に仕えていたらしいが、記憶を失い、現在はアンゼロットに仕えている。

 なんと、プレイヤー4人中3人が声優さん。初登場の小島めぐみさんも、実に面白いキャラです。ただ、おそらく初体験だったせいもあるのでしょうが、キャラの翠の立ち位置に苦労していたように見受けられます。三下なところは、たぶん素でしょうね。

 突如出現した紅と碧の二つの月。それぞれが重なり合ったとき、世界は魔法の力を失い、滅びの時を迎える・・・

 「みこ」シリーズ集大成だけあって、オールスター総出演です。きくたけさんらしく、世界滅亡の危機はいつもどおりですが、クライマックスの派手さはいつも以上。なにしろ地上を飛び出して宇宙までいきますから。

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2007年10月12日

リプレイ本紹介・・・「白き陽の御子」

「みこ」しりーず第3弾です。
こちらは「ナイトウィザード」のリプレイとなります。

PC
山瀬京介 (プレイヤー:かわたな) 勇者
 15歳。二つ名は「ジャスティス仮面」。この物語の主人公だが、あんまり目立ってない。

静=ヴァンスタイン (プレイヤー:矢薙直樹) 魔術師
 16歳。1歳しか違わないのだが京介たちの担任の教師。二つ名は「まほうせんせい」(笑)。もっと目立ってない。

要ねがい (プレイヤー:小暮英麻) 夢使い
 15歳。本編のヒロイン・・・だが、ヒッキー。

要いのり (プレイヤー:田中天) 魔物使い
 15歳。ねがいの双子の妹。元気いっぱいの少女。

中学最後の夏休み、思い出作りに京介たち4人は旅行を計画した。しかし、旅行先でねがいがトラックにはねられて死亡してしまう。その半年後、卒業式の日、京介の携帯に電話がかかってきた。それは死んだはずのねがいからのものだった・・・

珍しくミステリーっぽい雰囲気のある話です。きちんとフラグを立てない限り、永久に夏の世界をループし続ける・・・有名な同人ビジュアルノベル「ひぐらしのなく頃に」に似た感じのストーリーです。本作中でもひぐらし鳴いてますし。

小暮さん冒頭で暴走、田中天さん大暴走。その部分は笑いすぎて腹が痛くなります。もちろん締めるところはきちっと締めてますが。

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2007年10月08日

リプレイ本紹介・・・「黒き星の皇子」

 「みこ」シリーズ第2弾です。こちらは「ナイトウィザード」ではなく、「セブン=フォートレス」のリプレイですが、ナイトウィザードのキャラがメインで出演しています。

PC
 神条皇子 (プレイヤー:矢薙直樹) プリンセス/大いなる者
  本作の主人公。上半身裸でないと力が使えない。東雲摩耶という幼馴染がいる。その正体は・・・。

 柊蓮司 (プレイヤー:矢野俊策) ナイトウィザード/魔剣使い
  ご存知「下がる男」。今回はGMの都合でレベルを下げられた。

 ソルティレージュ (プレイヤー:小暮英麻) エンジェル/強化人間
  本作のヒロイン。40億年の未来から来た天使。自爆好き。その正体は・・・。

 グィード・ボルジア (プレイヤー:田中天) ナイトウィザード/聖職者
  ガチホモの筋肉達磨。

今回はキャラメイキングまで詳しく載っているので、分量としてはかなり少ないです。ストーリーは短いですが、世界滅亡の危機大好きなきくたけ節全開で、ギャグあり、大どんでん返しありで楽しめます。ふぃあ通で活躍する超絶生命体「まやふぅ」が生まれる話でもあります。「紅き月の巫女」「フレイスの炎砦」と続けて読むのをお勧めします。

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2007年10月06日

リプレイ本紹介・・・「紅き月の巫女」

ナイトウィザードアニメ化記念ということで、リプレイ第1巻の「紅き月の巫女」の紹介です。

「ナイトウィザード」は、現代世界を舞台にしたTRPGで、「裏界」と呼ばれる世界から侵入する「エミュレイター」と戦う「ウィザード」たちの物語です。

PC
真行寺命 (プレイヤー:矢薙直樹) 転生者
 本作の主人公。リプレイ史上稀に見るガチホモ主人公。

緋室灯 (プレイヤー:小暮英麻) 強化人間
 本作のメインヒロイン。「破壊的な料理の腕前」。

ナイトメア (プレイヤー:鈴吹太郎) 夢使い
 本名、鈴木太郎。外見は変態だが、行動は実に的確。さすが社長。

マユリ=ヴァンスタイン (プレイヤー:かわたな) 魔術師
 イギリス人と日本人のハーフ。おむすび好きの眼鏡っ娘。

540ページという、1冊のリプレイとしては驚異的な厚さです。また、矢薙直樹さんと小暮英麻さんという、声優さんがプレイヤーとして参加しています。この頃はプレイヤーとしてはまだ新人だった小暮さんの初々しさが新鮮です。
ストーリーは、命の持つヒルコの剣と、6人の巫女をめぐって、魔王アスモデートと戦うというものです。序盤から中盤はギャグチックで、終盤は一気にシリアス展開、どんでん返しを仕掛けつつ、全ての伏線を一気に収束させるきくたけさんの手腕は、見事の一言に尽きます。ちょっと長いですが、一読の価値アリです。

アニメのほうですが、設定を知らない人にはちょっと不親切すぎるかもしれませんね・・・。私は判っているからいいですが。番組の最後に用語説明ぐらいつけてもよかったんじゃないでしょうか。


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2007年10月01日

リプレイ本紹介・・・「ロードス島戦記V」

スパーク、リーフたちが活躍するロードス島戦記第3部のリプレイです。
これは今までとは違い、新たに収録されたものですので、面白さという点では前2作よりもはるかに上をいっています。

後半ではオールスター総出演となっています。それはいいのですが、肝心のバグナートとの決戦で、プレイヤーが調子付いたのか、おかしなノリになっています。こういうのは好き嫌いがはっきり分かれるところですね。私自身はキャラクターのイメージを壊すようなプレイは好みません。やはり最終決戦はシリアスにやってもらいたかったと思います。

あと、雑誌連載時に読者により投稿されたNPCが登場しますが、今読むと登場が唐突過ぎて訳が分かりませんね。これは考えてもらいたかったです。


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2007年09月27日

リプレイ本紹介・・・「ロードス島戦記U」

ロードス島戦記リプレイの第2巻の紹介です。
これも第1巻と同じく再録バージョンのため、やはり緊張感がまったくありません。
しかもノリが変で、アニメや小説から入った人は、キャラクターのイメージがぶっこわれるからやめたほうがいいくらいです。

クライマックスシーンでは、オルソン、シーリス、マールがあっさりと死亡し、あっさりと生き返ります。そしてその後は観戦モードと、もうグダグダです。

オリジナルを読みたいものです。

おまけで、雑誌「ウォーロック」に掲載されていた、「帰らずの森のフェアリー」という短編リプレイが収録されています。キャラはパーン、ディードたち第1部のメンバーで、ルールはT&Tを使用しています。
見所はいつもの格好じゃないディードリットの姿…くらいですね。


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2007年09月22日

リプレイ本紹介・・・「ロードス島戦記T」

今回紹介するのは、ロードス島戦記のリプレイです。
超有名なロードス島戦記。リプレイから小説、パソコンゲーム、スーファミ、OVA、TVアニメと大展開されました。
ヒロインのディードリットの姿が、日本でのエルフの描かれ方の基本となったという説もあるほどです。

…が、今回取り上げているのはそのリプレイではありません。
これは、「ロードス島戦記RPG」というオリジナルのルールで再録されたリプレイです。
もともと、コンプティークで連載されていたリプレイは、D&Dを使っていました。そのため版権の問題があり、リプレイを本として出せなかったらしいです。

出来ははっきりいっていまいちです。プレイヤー全員が、ロードス島戦記のストーリーをすでに知ってしまっているため、緊張感まったくなく、馴れ合いが目に付きます。感動的なストーリーが台無しです。
D&D版のリプレイの方がはるかに面白かったですね。
出来うるなら、D&D版のリプレイをもう一度読みたいものです。


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2007年09月19日

リプレイ本紹介・・・「冒険者・失格!」

アドバンスドウィザードリィRPGのリプレイの紹介です。
著者はイースTRPGと同じ関根博寿ですが・・・

正直言ってめちゃくちゃです。
まずPCが8人。管理しきれずに途中で二人ほど出番がなくなります。
GMが交代制でやってるため、ストーリーも支離滅裂。キャラクターの性格付けもでたらめで、はっきり言って読めたもんじゃありません。よくこんな代物を商業作品として出したものだと感心します。

イースTRPGの時はまだよかったのに、なんでこんなひどくなってるんでしょう。



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2007年09月17日

リプレイ本紹介・・・「アポルオンを呼ぶ声」

 今回紹介するのは、ゴーストハンターRPGリプレイの第2弾、「アポルオンを呼ぶ声」です。こちらは残念ながらなぜか再刊されておりません。

 今回の舞台はアメリカとメキシコ。エドとビンセントが抜け、かわりに探検家のダンと考古学者のピーターが加わります。

 アメリカでは聖書の「第七の封印」、メキシコではアステカ文明にまつわる話となっており、ホラーというより冒険ものといった感が強くなっています。

前作ほどではないが、十分面白いと思います。


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2007年09月09日

リプレイ本紹介・・・「黒き死の仮面」

 今回は、ゴーストハンターRPGリプレイ「黒き死の仮面」の紹介です。

ゴーストハンターRPGは、グループSNE製作のホラーRPGです。元ネタは小説版「ラプラスの魔」と、続編の「パラケルススの魔剣」で、トランプを使用するのが最大の特徴です。

このリプレイは、「ラプラスの魔」、「パラケルススの魔剣」の登場人物であるケン、アレックス、モーガン、ビンセントに加え、エドとリサという二人のオリジナルキャラが、イギリスのあちこちで起こる怪事件に立ち向かうというものです。小説版に比べ、かなりノリが軽くはなっていますが、キャラの雰囲気を壊すことなく、ストーリーも凝った仕掛けのある本格的なものであり、さすがグループSNEと思わせる良作です。

TRPGである以上、ホラーではあっても怖くはありません。

元ネタの小説版「ラプラスの魔」は、PCゲームの「ラプラスの魔」にクトゥルフ神話を取り入れた傑作小説で、おすすめです。


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2007年09月06日

リプレイ本紹介・・・「真・お気楽伝説」

 イースTRPGリプレイの第2弾です。
PCは前作メンバーに加え、新たに賢者のヴォルが参加します。

 プレイヤーが慣れてきたのでしょう、各キャラクターそれぞれが目立ってきています。ストーリーは相変わらず地味で王道ですが、これはまあしかたありません。元のゲームに影響するような大きな話はできませんから。
 前作に比べてボリュームもアップしているので、それなりに楽しめると思います。

 「さあこれから本格的な冒険への旅立ち」というところで打ち切りみたいに終わってしまってるのが残念でなりません。


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2007年09月03日

リプレイ本紹介・・・「真・の〜てんき伝説」

 今回紹介するリプレイ本は、イースTRPGリプレイの第1巻です。著者は関根博寿、イラストは田中よしひさです。

 パソコンなどで人気だった「イース」シリーズの世界を舞台にしたTRPGですが、実は私はあまり詳しくありません。

PCは5人。
ディオ
剣士。一応主人公。

タスケ
戦士。魚屋の息子。カナヅチのバーサーカー。

リラ
吟遊詩人。女性。パーティーの実質的リーダー。

モノディ
商人。影が薄い。

シルク
ヒロイン。プレイヤーは素人さんらしい。

 王道のストーリー、あまりくどくないキャラ設定など、まさにTRPG入門用のリプレイです。分量的にも少なく、本全体の約半分しかないです。残り半分はシナリオ紹介で、ちょっと物足りないです。

 そもそも「アドル」という明白な主人公のいるイースは、TRPGには向かないのではないでしょうか。登場モンスターも、ゲームをやったことのない人には何なのかさっぱりわからないようなものばかりです。



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2007年08月29日

リプレイ本紹介・・・「魔界の扉」

真・女神転生TRPGリプレイの第2弾です。

ルールが大幅に変更されたバージョンのようですだが、こちらのほうはルールブックを持っていないので、どんなものかよくわかっていないです。

PCは6人。
八頭龍姫
「あたしより強い奴に会いに行く」の格闘女。

水無月刹那
超ドケチなガンマニア女。

鳳皇院忍
金持ちのお坊ちゃん。性格は「タキシード仮面」。

狩野みすず
くノ一。戦闘以外では影が薄い。

諏訪時貞
オカルト好きの大学生。二重人格者。

神谷優司
元霊感少年。いじめられっ子。

正直なところ非常につまらないです。PCのまとめ役がおらず、暴走すると歯止めが利かないです。
特に龍姫の大暴走は、実害があるぶん、目も当てられないです。メタンガスが発生しているところでわざわざタバコに火をつけるような行為をし、自分はおろか仲間にまで大ダメージを与えるなど、他のリプレイでは見られないほどおろかな行為です。
また、ストーリーもちゃんと決着しておらず、投げっぱなしで意味不明な結末です。


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2007年08月24日

リプレイ本紹介・・・「魔性の傀儡」

 今回は、真・女神転生RPGリプレイ「魔性の傀儡」の紹介です。

スーパーファミコンの真・女神転生を元にしたTRPGで、ゲームシステムそのものは面白いです。

PCは5人。
九頭竜天馬
フリーターの木刀使い。属性L-L。真面目な兄ちゃん。

月村白狐
不思議女子高生。属性N-N。いつも狐のお面をつけている。

金剛
僧侶。属性N-C。酒好き女好きの破戒坊主。

大鳳嵐
元レディースの主婦。属性N-C。性格はレディースまんま。

美沙・ブラックウェル
魔術師。属性D-C。軽薄でいいかげんな性格。

リプレイとしては正直いまいちです。「覚醒」の場面で描かれる各キャラクターの雰囲気と、実際のリプレイでのキャラとのギャップが大きすぎます。また、プレイヤーの地がでている部分があちこちに見受けられ、興醒めしてしまうことも多いです。
女神転生のファンでなければあまりお勧めはしません。



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2007年08月21日

リプレイ本紹介・・・「プラーグの妖術師」

ウォーハンマーTPRGリプレイの第2巻です。
新たに舞闘家のザナルディも加わり、舞台はマリエンブルグからプラーグへと移ります。

ちなみにマリエンブルグはハンブルク、プラーグは名前をプラハ、位置はモスクワをモデルにしています。

ストーリーはますますハードになっていきますが、そんな中でプープが非常にいい見せ場を作っています。

敵モンスターが、腐敗の神の手下ということもあり、ほとんどB級スプラッタのノリです。何体もの死体が腐り崩れて混じりあった「死者の沼」やら、物体Xもどきの犬やら。イラストがないからまだいいものの、正直姿をあまり想像したくないようなモンスターが続出します。

相変わらず、ムッシューのいい加減さが気になりますが、それ以外は非常に面白いです。



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2007年08月16日

リプレイ本紹介・・・「破壊の剣」

 今回は、ウォーハンマーRPGのリプレイ「破壊の剣」の紹介です。
 ウォーハンマーRPGとは、社会思想社という出版社から出されていたゲームで、現在はホビージャパンから出版されています。ファンタジー系のTRPGで、最大の特徴は、選択可能な職業の多さです。魔術師や傭兵のようなよくあるものから、漁師や咄家といった、他では見られないような変わった職業まで、100種類以上から選ぶことができます。

 また、敵対勢力として、「混沌」というものが存在しています。ソードワールドなどの他のファンタジーRPGで登場するモンスターと違い、実にドロドログチャグチャとしたシロモノです。

登場PCは5名。

ロビン
人間の怪力少女。18歳。職業は牧人→偵察兵。
レズっ気があり、戦闘になると大剣で大暴れ。ラッシュという名の犬を飼っている。

ナイ
ドワーフのオヤジ。89歳。職業は洞窟戦士→トロール殺し
普段は冷静だが、肝心なところでブチ切れて大暴走するという悪癖がある。

メイルー
エルフの少女。64歳。職業は見習い魔術師。
パーティを実質的に仕切っているのは彼女。彼女のつっこみでパーティの暴走がとまることも多い。

プープ
ハーフリングの青年。30歳。職業はネズミ捕り→墓荒らし
少々影が薄い。詐欺師を目指しているとのことだが、会話の端々に人のよさがにじみ出ている。ビットという名の猫を飼っている。

ムッシュー
人間。20歳。職業は占い師→モール司祭見習い
口から先に生まれてきたような性格のトラブルメーカー。余計なことを言って事態を悪化させることもしばしば。しかし、たまにその交渉能力の高さがパーティを救うこともある。


 突如侵攻してきた混沌の勢力により、ロビンたちの故郷は壊滅。ロビンたちは生き残った人々とともに、移住先を求めて長い旅へと出発します。

しょっぱなから死人の続出する、ハードなストーリー展開で、お遊びの部分は非常に少ないです。その分ムッシューのちゃらんぽらんぶりが気にかかります。展開はハードですが、文章のノリは軽いほうなので、読みやすく面白いです。ただ、絶版なので入手は困難です。


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2007年08月08日

リプレイ本紹介・・・「女神たちの彷徨」

 バトルテック・リプレイ集第2巻です。
 
 前巻のクライマックスの戦いで大損害を受け、実質的な機能を果たさなくなった傭兵部隊から、研究所護衛の仕事を請けたアージェたち<三月兎>小隊。アージェの故郷である惑星べりニューへと向かいますが、そこで継承権をめぐる陰謀へと巻き込まれることになります…
 
 前巻とは一転、ストーリー重視のリプレイとなってます。全編通して複雑な陰謀が展開されます。
 というか、あまりに複雑すぎてプレイヤーがついていけていないようで、最後のほうではかなり無茶な行動をすることになってしまっています。
 私も何回読み直しても完全には理解できませんでした。リサ2世のどの行動に対してアージェがあんなにも怒っていたのか、どうもよくわかりませんでしたね。

 エンディングでは、彼女たちのその後が描かれているのですが、見事に一人だけ忘れられています。

 あと、発掘メック3機の名前(笑)

 エンドウ:「ちなみに1番機は、ウルド。3番機は、スクルドと命名した。2番機は…、」
 ユーリィ:「わかった。よーくわかった。2番機の名前は、もう言わなくてもいいぞ(笑)」



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2007年08月04日

リプレイ本紹介・・・「魔女たちの饗宴」

 今回は、バトルテックリプレイ「魔女たちの饗宴」の紹介です。
 「バトルテック」とは、元々ロボット物のシミュレーションボードゲームで、アメリカで作られたゲームです。
 
舞台設定は、西暦3000年代の宇宙。人類は銀河中に広まっていますが、何度もの大戦争の結果、多くの先端技術が失われてしまっています。
そんな世界で遺失技術の塊である「バトルメック」を駆るエリート戦士「メック戦士」の物語です。

 基本がシミュレーションゲームなので、このリプレイではストーリーよりも戦闘シーンに重点が置かれています。
 イラスト、キャラデザインは「ガンスミスキャッツ」などの園田健一氏です。

PC
アージェンタ・アショリーカ(アージェ)
 女性 19歳 階級は少尉、のち中尉。熱血で頑固。アージェ小隊の小隊長。
 乗機はフェニックスホーク(45t)

キロール・ベイリン
 男性 31歳 階級は少尉待遇軍曹。ニヒルな皮肉屋。
 乗機はフェニックスホーク(45t)

シグニア・ウォードシップ
 男性 24歳 階級は少尉。影が薄い(笑)
 乗機はフェニックスホーク(45t)

アリアス・アル
 女性 17歳 階級は少尉。わがままお嬢様。射撃能力の低さは驚異的。
 乗機はシャドウホーク(55t)

ジョー・アダムス
 男性 28歳 整備兵。ナンパ男。

ユーリィ・サイフレックス
 男性 38歳 整備兵。怠け者のオヤジ。

ジャムジー・ホワイトホース
 男性 26歳 偵察兵。シャイアン族の末裔。潜入シーンで大活躍。

ベイ・ナイ
 女性 22歳 偵察兵(看護兵)。ダイナマイトナース。

PCが8人いますが、これは一人のプレイヤーが2人のキャラを担当するというシステムのためで、ちょっと煩雑です。

〜エピソード〜
「アージェ小隊、結成」
「アージェ小隊、始動」
 惑星コルマーWに配属されたアージェたち。そこで訓練時の成績が悪かった者(約一名)のため、再訓練を受けることになります…
 顔見せ&模擬戦。アリアスの下手っぷりが際立ちます。

「アージェ小隊、困惑」
 コルマー上空に停泊中の航宙艦で勤務中のジョーたち。技師長の手伝いをするため機関室へ赴く途中で、不振な女性兵士とすれ違います。機関室で彼らが見たものは、頭を撃ち抜かれて死んでいる技師長の姿でした…
 整備&偵察班の顔見せ。極端に短いです。

「アージェ小隊、出撃」
 相変わらず訓練中のアージェ小隊。居残り訓練をさせられていたアリアスが、何者かに誘拐されてしまいます…
 本格的な戦闘開始です。アリアス抜きのフェニックスホーク3機VSマローダー(75t)1機。

「アージェ小隊、降下」
 惑星アイカーVに移動したアージェ小隊。そこのメック整備工場の制圧任務を与えられます…
 整備&偵察班メイン。特にジャムジーが大活躍しています。

「アージェ小隊、東へ」
 アイカー領主ユリウス伯爵の救出任務を受けたアージェ小隊。ドラコ連合の重装強襲部隊との戦いとなります…
 ウォーハンマー(アージェ)、クルセイダー(キロール)、フェニックスホーク(シグニア)、シャドウホーク(アリアス)VSウルバリーンX2、マローダーX1。
 お互いに戦力の拮抗した、非常にいい勝負となっています。PC側とGM側がお互いに相手の手を読みあいながら、激戦を繰り広げています。

「アージェ小隊、脱出」
 アージェたちの所属するパローラン装甲機兵大隊は、ドラコ連合の「ブラックウィドウ」中隊に大敗。惑星アイカーからの撤退を決定する。損害の少ないアージェ小隊が殿を務め、同時に住民避難の指揮をとることになります…
 潜入パートではあいかわらずジャムジーの独壇場です。戦闘パートではキロールが大ドジをかましています。

 このゲーム、戦闘ルールがかなり複雑ですが、慣れればとても面白いです。何種類ものデザインのかっこいいメックが用意されていますし、自分で一からデザイン、カスタマイズできるルールも用意されています。一人で攻撃側もしくは防御側のメック全部を担当し、1対1で戦うも良し、一人が1メックを担当してチーム同士で戦うも良し。すでに絶版になっているのが非常に惜しまれます。今ならネット対戦だって簡単に出来るでしょうに…
どこかの会社でこれのネット対戦ゲームを作ってくれないでしょうか。アメリカにはあるみたいですけど。

 ちなみに、アメリカと日本ではメックのデザインが全く違います。

バトルテック(アメリカ)
アメリカ版のデザイン

バトルテック(日本)1
バトルテック(日本)2
日本版のデザイン



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2007年08月02日

リプレイ本紹介・・・「迷探偵がいっぱい」

 いよいよデュダRPGリプレイ集の紹介も今回が最後です。
 「ホーントたちのから騒ぎ」「あやしい鑑定団」「お化け屋敷の昼と夜」「名探偵がいっぱい」の4篇が収録されています。
 
 「ホーントたちのから騒ぎ」
 ワームズ卿の幽霊退治話に感化されてしまったデュダは、幽霊屋敷の噂を聞きつけ、半ば強引に突入します。そこで出会った幽霊たちは、何と全員が同時に何者かに殺されていました。デュダたちは幽霊から、自分たちを殺した犯人を見つけるよう迫られます…
 デュダシリーズの中では最も面白いエピソードです。今までのような偶然や力任せでの解決ではなく、探偵らしく頭を使って事件を解決しています。

 「あやしい鑑定団」
 オランで、「どこでも鑑定大会」というイベントが開催されました。喜び勇んで自分の持ち物を出品するデュダでしたが、あっさりハネられます。憤慨するデュダの元に、ある依頼が届きます。それは、「鑑定大会に出品した皿が、贋物とすりかえられた」というものでした…
 当時大流行だった「鑑定団」をモチーフにしたエピソードです。ストーリーはいいのですが、解決方法が裏技的であまり好ましくないです。

 「お化け屋敷の昼と夜」
 「羽ばたき鷲広場」に、お化け屋敷が作られました。しかし、オープン前に招待された客の中に、留守中に空き巣に入られる被害が続出します。デュダはお化け屋敷の興行主ハリオを怪しいとにらみますが…
 デュダシリーズワースト1のエピソードです。無茶苦茶な力押しの上、事件を解決したとはとてもいえない結末です。

 「名探偵がいっぱい」
いつものように「ひとつ目ドクロ」亭でたむろしているデュダたち。そこに行方不明の彼氏を探してほしいという少女からの依頼が入ります…
 デュダシリーズラストエピソードで、唯一のダンジョン物です。今回のデュダは探偵ではなく、冒険者としていっぱしの活躍をしています。ラストがこれというのもなんだかなあという気もしますが。

 通して読むとよくわかりますが、デュダシリーズは面白い話とつまらない話の落差がひどいです。ベテランの人たちがプレイしてこの有様では、素人が楽しむのはちょっと厳しいかもしれません。


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